
再婚後のパートナーとの生活費の割り振りや子育て費用ってどう話し合えばいいのかしら?
お金でもめるのだけは避けたい…。
私は5年間のシングルマザーを経て、結婚したステップファミリーです。
再婚を決めたとき、なかなか再婚相手とお金の話をすることができずに悩んでいた経験があります。
初婚同士であっても、結婚する際のお金の不安や不満はありますよね。
子連れ再婚となれば、さらにお金の問題は複雑です。
この記事では、子連れ再婚後の生活費の割り振りや子育て費用の負担の考え方について、わが家の家計もあわせてご紹介します。
- 再婚することが決まったけど、再婚相手とお金の話ができていない
- 再婚後の生活費の負担を知りたい
- 子供のお金のことでどうすればいいか悩んでいる
【経験談】再婚後の生活費の負担はどうしてる?

まず、わが家での生活費の負担について赤裸々にご紹介しますね!
<私が負担しているもの>
- 食費・雑費の一部 45,000円
- 自分と子供の生命保険 30,000円
- 子供のピアノ教室 9,000円
<再婚相手が負担しているもの>
- 住宅ローン・光熱費 120,000円
- 車のローン 42,000円
- 食費・雑費の一部 30,000円
- 自分の生命保険 8,000円
- 自動車保険(2台分) 12,000円
- 携帯電話(2台分) 5,000円
- 子供のスイミング教室 4,500円
- 子供の自宅学習教材 3,000円
生活費のほとんどの負担を相手が担っています。
これは、一緒に住み始める前にしっかりと相手と話し合った結果です。
私は同棲を始める前に、相手とお金のことについて話し合いましたが、彼は「お金のことは心配しなくていい。俺が全部出すから。」と言ってくれていました。
しかし、一緒に結婚を機にマイホームや車のローンなどの支払いも大きくなったことから、生活費の一部を負担するように自分から申し出ました。
子供の教育費については、一緒に暮らし始めてからのもの(スイミングと自宅学習教材)は彼が負担してくれています。

再婚相手がそんなに負担してくれるなんて、気負いしない?

私もはじめは申し訳ない気持ちもありました!
でも彼から「家族になるんだから、当たり前のことだよ」と言われ、変に気負うのはやめ、私ができることで貢献しようと決め、家事はほとんどを負担しています。
子連れ再婚の場合、相手に大きな金銭的負担をかけてしまう…というのも心配の種ですよね。
しかし、私自身も再婚相手に「家族になるとはそういうこと」と言われ、心がラクになりました。
きちんと家族になることを理解している相手であれば、ある程度の負担があることは理解してもらえます。
そのためにも、事前に話し合いが必要だな…と感じました。
子連れ再婚で話し合うべき「お金」のこと

シングルマザーが再婚前に抱えていた不安の一つに「お金」や「貧困」という悩みがありますよね。
子連れ再婚を決めた多くのシングルマザーが
- 再婚することでお金の負担が減った
- 再婚相手とダブル収入になることで貧困じゃなくなった
- ダブルワークを卒業し、時間や余裕ができた
と、お金に関する不安が減ったと実感しています。
しかし一方で、再婚後に再婚相手と金銭感覚が合わずに悩んでいる方もいます。
その差は、再婚前にお金についてしっかりと認識を合わせることができていたか?ということです。
再婚相手が初婚の場合
再婚相手が初婚の場合、家族を持った後の生活費についての多くを知りません。
- 家賃負担はどうする?
- 光熱費は毎月いくらの予算で?
- 食費は現状いくらかかっている
など、具体的に生活にいくら必要なのかを知っておいてもらう必要があります。
私の場合、再婚相手は「お金のことは心配しなくていいから」と言ってくれていましたが、やはり基準が独身ひとり暮らしとなっていました。
一緒に暮らしだした時にガス代や電気代、水道代などの光熱費が単純に2倍以上になり、驚かれたことは言うまでもありません。
「それくらいわかるよね?」と思ってしまいがちですが、わかっていない場合、大きな認識のずれが起こる可能性があります。
しっかりと認識を合わせるために、生活費はいくらかかって、お互いの負担割合をどうするのか?を話し合いましょう。
どうしても「話ずらい」場合は、「将来は家族で旅行もしたいよね」など、ポジティブな話を交えながら、「そのためにはいくら必要か?」「再婚後も共働きをするべきか?」などの話を盛り込んでみてください!
再婚相手が子連れの場合
再婚同士のカップルは年々増えていますよね。
もちろん、お互いに子供がいる場合も少なくありません。
もし、ダブル子連れ再婚をするのであれば、世帯ごとの金銭感覚のすり合わせが必要です。
- 教育費にいくらかけているのか?
- 子供の保険や貯金はどうしているのか?
- お小遣いはいくらあげているのか?
- レジャーが外食の頻度は?
子供にかけている費用は、家庭ごとに差が出るもの。
しっかりと子供についての費用のすり合わせを行わなければ、再婚後に子供同士に差が出てしまいます。
また、教育方針のズレは離婚原因の一つになりかねません!
再婚同士は、お互いたくさんツライ思いをしてきたからこそ、分かち合える部分も多いはず。
しっかりと再婚後の生活費や子供にかかるお金の話はしましょう!

子連れ再婚の場合、子供の教育費負担はどうする?

子供一人にかかる教育費は、幼稚園(保育園)~大学ですべて公立の場合でも1,000万円かかると言われています。
この教育費については、子連れ再婚後もシングルマザーが「自分の子供のことは、自分で負担する」と考えている人が多いようです。
自分の子供のことで「教育費の割り振りはどうしよう?」なんて、口が裂けても言えませんよね。
そこで、私は再婚相手とこんな話をしました。
- 将来子供に就いてほしい職業
- 習い事はどんなことしてた?子供にもさせるべき?
- お小遣いはいつから?いくらくらいもらってた?
- 最低限、高卒?専門や大卒?
お金にダイレクトな話ではなく、今後教育費になるであろう未来の話です。
この話をすることによって、これからどれくらいの貯金をする必要があるか?や今後共働きするべきか?などのお互いの思いをすり合わせることができました。
育ってきた環境や、自分自身が子供のころに経験したことはお互い違います。
その違いは子育てに大きく左右します。
子育てには、見えるお金と見えないお金のどちらの面も存在し、すべてを算出すると膨大なお金がかかります。
子供に与えたい教育について、できるだけ認識を合わせておく必要があります。
再婚相手との金銭感覚のすり合わせが必要!

結婚後は、自分も再婚相手も子供も生活が大きく変わります。
生活が変わるということは、そこにかかる費用やお金も変わります。
生活費負担を折半にするのか?
生活費や教育費の負担の考え方を事前にすり合わせておくことは必要不可欠です。
また、再婚相手の
- 毎月の収入
- 毎月の支払い(借金やローンの有無)
- 現段階での貯金額
は、ある程度把握しておく必要があります。
もちろん、自分自身のお金についても、相手に知ってもらう必要があります。
その中で、共に生活するうえで必要になるお金や、その負担についてしっかりと話し合いましょう。
「再婚後に話そう」と思う方は少なくないでしょうが、再婚が見えてきた段階で話すべきです。
お付き合い段階で話せないことは、再婚後も話せません。
再婚後にお金のトラブルにならないためにも、再婚前に話しましょう。

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